天気予報を見るとこの先も連日30度を超えた真夏日。
暑いのは嫌いでは無いしこの暑さもあと1ヶ月程度なのかと考えると
残念な気がする。
外に出かけて汗をかいて水分補給をする。
それを繰り返しているだけでも何となく身体に良い気がする。
気温が高い、汗をかく、というのはポジティブ感情になりやすいのは
私だけだろうか。
それもあって、そして電気代が高騰している中でなるべくエアコンを
つけずに生活している。
窓を開けると比較的風が通る立地に住んでいるのもあり
ある程度の気温までなら耐えられる。
とは言っても汗をかきながら水分補給の連続だ。
今年は昨年と少し暑さが違うように思える。(私の住んでいる場所だけかもしれないが)
昨年は日中エアコンをつけないという選択肢がないくらいに
終日暑かった記憶があるが今年は違う。
先程書いたようにエアコンをつけずに過ごせる日もある。
また、夜になると気温も下がり比較的心地よい風が入ってくるので
エアコンをつけずに窓を開けて寝れる日もある。
何となくだがカレンダーより季節が前倒しになっているのでは
なんて思ってしまう。
さて、このエアコン。
子供時代まで遡っていつから設置されたのかを考えてみた。
私の小学生時代は学校から帰ると扇風機を最大回転速度にしてその前に
暑いと言いながら座っていた記憶がある。
家族でご飯を食べる時は扇風機を首振りにしていた。
確か、エアコンと言うか当時は「クーラー」と呼んでいたものが
自宅に設置されたいたのは覚えているが日常的には使っていなかった記憶がある。
ましてや子供部屋にエアコンはなく勉強する時に
ばけつに水を入れて足をつけていた。暑くても寒くても足の先というか
足の裏が暑く、冷たくなるのは不思議なものだ。
私の時代は小中高と学校にエアコンは無かった。
そんな時代という前提で、私が大学進学で関東圏で一人暮らしをする際に
借りたアパートにエアコンが無かった。
「エアコンがついていないから買って欲しい」と言ったが
「エアコンなんていらない」
「夏は帰省するだろうからいらない」
と親に一蹴されたことを覚えている。
夏がくるととても暑くて耐えられず夜中に何度もシャワーを浴びに行った。
友人もエアコンが無い事に驚いていたし、大学生なので定期的に友人宅に集まり
宴会をしていたが夏が近づくとしばらく私の家で宴会することは無くなった。
そして少しは可哀相と思ったのか移動式クーラー的なものを送ってきた。
扇風機のように部屋に置けるのだが、冷却風がでる為後方から温かい空気が排出される。
当時ワンルームの狭い部屋でそのクーラーをつけたところで部屋自体に温風が排出されているので
とても気持ち悪い空気循環で結局暑いままだった。
今考えればエアコンを設置してくれれば良いだけだったのに
それをケチった親の考えがよく分からない。
子供を一人暮らしさせ、私立大学の学費を払うことの出来るくらいの家ではあったはずだ。
母親は専業主婦、父親は銀行員だった。(今は定年退職)
エアコンの何をケチったのかが未だに分からない。
変わり者だったのだろう。
大学生の夏休みは当時7月後半から9月半ばくらいまであり
帰省していたので猛暑期間は確かに逃れられていたが
それでも暑くて寝られない日々はあった。
多少の暑さならエアコンをつけずにいられるのはその頃に耐えたことがあるからなのかも
しれない。
その頃より平均気温は上昇しているし
今は夏場にエアコンを設置していないとなると命に関わるので
さすがに今、当時の大学進学と同じ状況なら購入してくれるとは
思うがそれでも当時購入してくれなかったことは根に持つ。
まあ、当時はエアコンも今より価格も高かったのかもしれないし
学費や一人暮らしの費用、仕送りもするのにこれ以上贅沢言うな
と思っていたのかもしれない。
夏がくると毎年思い出すけどね。