10代の頃はいくら食べても太ることは無かった。
20代に前半になると周囲の友人が「最近腹が出てきた」と言うようになってきたが
差ほど気にすること無く過ごした。
当時は一般宅に訪問する営業をしており、最寄り駅に車で行き
そこから地図を片手に徒歩で延々と訪問し続けた毎日だった。
中学生対象の教材販売ということもあり訪問する時間も比較的夕方から夜に
かけえが多かった。夕方になるとさすがにお腹も減るのでコンビニでおにぎりを1つ買って
しのいでいた。仕事が終わるのが21時くらいが多かったのだが
そこから同期や先輩とらーめん食べていたりした。
それでも歩く距離が多かったのか体重は増えるどころか痩せていった覚えがある。
特に具合悪いとかではなく至って健康だった。
久し振りに会う友達が「痩せたね」というくらいだったからそこそこの痩せ具合だ。
そんな学習教材の訪問販売などという仕事がそうそう長続きすることもなく退職。
話しはそれるが自分が良いと思っていないものを売るのは無理だったというのが
退職理由だ。
数十万でローンも組ませるのだが、こんな学習するより塾に行ったほうがいいだろと
思っていたからなかなかクロージングがうまくいかない訳だ。
また、今になって思えば時代なのだろうけど
法務局だったかな、世帯情報を見ることが出来てその中に生年月日もあり
高校受験の中学生の自宅を特定することが出来た。
今では考えられない。
当時はインターネットがそこまで普及していなかったので
ネットで情報を収集するということが無かった。
因みにその教材は回答したものを指定の場所へFAXで送るというものだった。
FAX先で先生が回答してまたFAXで送り返すというもの。
売ってくる人もいたが私には売れなかった。
負け惜しみという訳でもないが見事にその会社はもう無い。
まともな会社なら時代の流れと共に教材を変えて今も生き残っているはずだ。

かなり話しがそれたがそんな会社も退職し20代後半になると
自分でも分かるくらいに太ってきた。
見事にお腹が出ているのも分かるし知人、家族からも「太った」と
必ず言われていた。
仕事はBtoBの営業で地方で仕事をしていたので
ほとんど歩かない。車の移動ばかり。
昼はらーめん、夜は21時くらいにがっつり夕飯。
これは太る。
当時は何の知識もなく、太ったから夜はうどんやパスタにすれば
ダイエットになるだろうと思って食べていた。
そりゃあ太り続ける訳だ。
正確に覚えていないが10キロくらい太ったところでダイエットを始めた。
このダイエット方法は完全に自己流だった。

とりあえず接種カロリーを減らそう

これだけだった。
そして「お粥」にたどり着いた。
お粥のレトルトを見ると100キロカロリーとか健康的な表示がされている。
当時1袋100円くらいだったのでタマゴと梅とノーマルの3種類を大量に買って
夕ご飯にした。
当時も今も朝は食べなく、昼と夜をガッツリ食べていた。
この夜ご飯をお粥に置き換えた。
夜は満腹になって寝る、というものから一転空腹との戦いになった。
この空腹に耐える為に購入していたのが「ダイエットコーラ」だ。
1.5リットルサイズを常に冷蔵庫に常駐させ
お粥を食べ、その後の空腹はコーラを流し込んだ。
ダイエットコーラなので0キロカロリーの上、炭酸なので
お腹がふくれる。
そして毎日帰宅後には晴れの日も雨の日も雪の日もウォーキングをした。
それでも15分くらいだったかな。
最初はランニングしようと思い走った結果1日でやめた。
気持ち悪くて仕方なくなった。そりゃそうだ。
ほとんど歩かない、ましてや走ることない生活をしていて
小学生でもあるまいしいきなり走っても体がもたない。
そこでウォーキングに切り換えた。
それでも最初は筋肉痛になったり疲れた記憶がある。
それでも継続はした。
そして更にダイエットコーラ以外の飲み物として
ヘルシアウォーターを毎日ウォーキングしながらのんだ。
当時はドラッグストアみたいなところで1本150円くらいしたかな。
これをほとんど毎日繰り返した結果やせた。
意図的にだがあれだけバリバリ食べていたポテチなどのおかしは
一切食べなくした。

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因みにお昼ご飯は好きなものを食べることにしていた。
そうでもしないと栄養もそうだがストレスになる。
だから昼はこってりラーメンも食べたし定食でご飯大盛りも食べた。
ただ、痩せると胃も小さくなるからか「大盛」はいらなくなってきた。

ご飯のお替わり自由のお店で必ずお替わりしていたのがしなくなった。
結果、10キロ以上落として「ボクサーみたいだね」と言われるようになった。
ほおはこけて(?)身体も細くなり、細身の服を合わせていたからかもしれない。
因みに筋トレはしていない。

さて、あっさり書いているがダイエット中はかなりきつい。
空腹で寝るのはきつい。そして夢にご飯が出てくる。
ダイエット当初はこのあたりがかなりきつかった。

メリットか分からないが夜に食べていないのと同じなので
胃に負担がかからず睡眠時間は必然的に減る。
そして頭の回転が良くなる。これは胃に負担がかかっていないから
思考することに集中出来るからだ。多分。

また、身体が軽くなった実感があるし健康診断の数値は良くなるし
良いことばかりだった。
身体が軽くなったのでウォーキングからランニングにも切り換えられた。
ただランニングは色々とアレな部分もありウォーキングに戻したが。

そして、、恐怖のリバウンドについて。
どこまで痩せられるか、みたいな面白さも出てくるのだが限界はある。
先ず、毎日お粥生活は飽きる。ウォーキングの継続は出来た。
ここから少しずつ体重が戻っていく。
とは言っても太った状態に戻るのではなく「痩せた」から「太っても痩せてもいない」状態にだ。
今でもお粥とダイエットコーラを夕ご飯にしていれば維持出来ているかもしれない。
違うところで不健康になりそうだが。
夜ご飯にについて意識はしてお米などの炭水化物は控えるようにしているが
それでも食べるようになると戻る。
後は加齢によるものも加わってきているのだろう。

この本格的な不健康ダイエットをして10年以上経過するが
現在太ってはいない。所謂「普通」だ。痩せてる、とは言われない。
このダイエットをしていたからこそ、なのかもしれない。
していなければ腹を横からたたけるくらいに出ていたかもしれない。
そして最近になってまた痩せてみようかなと思い始めているが
昔より美味しいものをたくさん知ってしまったが故に決断が出来ていない。
この「食」を無くす、ガマンするというのが当時と違ってストレスになりそうで・・・
ラーメン美味しいし。。
というのも今は昼をあまり食べずに夜に寄せている。
楽しみは1日の最後にというのもあり、美味しいものを食べて1日を終えようと
なってきている。

やるとしたら同じダイエット方法かなと思っている。
決して健康的ではないが実績のあるダイエット方法を信じるしかない。
ということでダイエットコーラでも買ってこようかなと。

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