お盆にお墓参りは行くべき?行く日は?お寺へお布施は必要?

夏休みは7月〜9月の間に交代で取得できる会社、または

8月のお盆の時期と言われる8月13日〜15日に一斉にお休みとなる会社と

様々ですね。

人によっては1週間お休みできるかた、

またはお盆期間の3日間しかお休みできないかたと様々ですが

夏休みとなるのか、お盆休みとなるのかは人それぞれですよね。

会社の同僚なんかに聞いても実家がある方は帰省してお墓参りに行く

かたが多いのではないでしょうか。

帰省する場所が近ければ良いですが

転勤で遠方に赴任している場合、帰省するだけで1日かかって

しまうなんてこともあったり、飛行機を使う場合は

料金が跳ね上がっている時期で家族で帰省したら

それだけで相当の金額になってしまいますよね。

そんな「お盆」のお墓参りに付いて考えてみたいと思います。

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お盆にお墓参りは行かないとだめ?

そもそもお盆にお墓参りに行かなければならないのでしょうか。

周囲が帰省しているから何となく自分も、とか

親戚が集まるから毎年の行事になっていたりなど事情は

様々だと思います。

実際、お盆にお墓参りに行かなければならないのか、

ということを調べてみたところ、ちょっと面白い見解もありました。

そもそも「お盆」というのは亡くなられた方の魂が家に

帰ってくるものと言われています。

ということはお墓には居ないわけです。
(もちろん、お墓にお骨はありますが、そういう意味では無い、
ということはお分かり頂けていると思いますが一応)

魂が居ないお墓にお供え物とかしても意味が無いのでは?

という見解です。

だから行かなくても良い、という短絡的なことではなく

もしどうしても帰省することが難しい、お墓参りに行く

時間が取れない、お休みが取れない、ということでしたら

お仏壇のあるご実家へお供え物を送る、

ということをしてその後に時間があるときに

お墓参りに行くのも良いのでは無いでしょうか。

ちょうどお盆の時期はお墓から魂が出てきて

ご実家にいるでしょうから、お仏壇へのお供え物は

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合理的とも言えます。

お盆にお墓参りはいつ行くべき?

お盆にお墓参りに行ける、ということであればいつ行くべきなのか、

というと決まりはありませんので迎え火・送り火の一般論でお伝えします。

迎え火は先祖の霊をお迎えするにあたり、

迷わないように火を灯すのが「迎え火」です。

そして「送り火」はその名の通り、お見送りするために

迎え火と同じ場所で火を灯します。

この迎え火は8月13日(7月13日)、送り火は8月16日(7月16日)に

行うのが一般的です。

7月となっているのは旧暦でのお盆です。
(今では新暦で行うのがほとんどですね)

よって、上記日時にお墓参り含めて行うのが

適していると言えますね。

もちろん、何かの都合で1日早まった、遅くなった

というのは今の時代を見ているであろうご先祖様も

許してくれるのでは無いでしょうか。

お盆にお墓参りにお寺にお布施は必要?

お盆にお墓参りに行くと、その墓地を守ってくれている

お寺にお経を読んで頂いたり、ご挨拶に伺ったりすることも

ありますよね。

どうやって渡して、いくらくらい包むものなのかって

なかなかわかりませんよね。

通常のお盆の場合は

一般的に5,000円、多くても10,000円で十分です。

これが新盆になってくると3万円くらいとなります。

新盆では招く人がいたり、会食を開いたりなど

ありますよね。

その際はお布施に加えてお足代として5,000円程度

渡してあげましょう。

仮に僧侶が忙しくて会食に参加できない場合は

「御膳料」として同じく5,000円程度渡しておきましょう。

まとめ

お盆の時期、実家やお墓が近いと良いですが

必ずしもそうとも限りませんよね。

また、職業によってはお盆の時期に全く休めないかたも

いることでしょう。

その現代の環境の中で無理の無い範囲で帰省、お墓参りを

すれば良いです。

幸いなことにお盆休みが取れた時はきっちりとご先祖様に

感謝すべくお墓参りをしましょう。

その際もお寺とのおつきあいにもよりますが

お経を読んでもらうなら少し包む程度で十分です。

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