
梅雨の季節、お子さんのお弁当の鮮度が
心配になりますよね。
気温も湿度も高くなり、不快指数もあがるとともに
お弁当にとっての不快指数も上がっていきます。
特にここ数年は「食中毒」と言う言葉が
多くでるようになってきました。
ノロウィルスやサルモネラル菌といった
良く聞くこの言葉は食中毒の原因になる菌の
1つです。
そうは言ってもお弁当は毎日つくって
もたせなければいけません。
梅雨の弁当のおかずは?
梅雨だから良い、というおかずはありません。
気になるところは食中毒ですよね。
食中毒は温度、湿度、栄養の条件がそろってしまうと
増殖します。
よって、お弁当の温度管理が重要になります。
ご飯にしても、前日に炊いてしまって一晩保存
というのはおすすめしません。
最近の炊飯器の保温機能はしっかりしていますが
それでも完全ではありません。
ご飯も食中毒の原因になります。
また、このご飯への工夫として
お茶漬けの元など塩分が入って
さらに「お茶」の要素でも多少日持ちしますし
冷たい、といいますか冷めたご飯でも美味しく
食べれます。
ごはん以外で気になるのは
ぷちとまと。
お弁当のワンポイントの色合いで
ぷちとまとを入れるかたは多くいますが
ヘタのところをきちんと洗わないといけません。
一番雑菌が集まるところです。
いう間でもなく、マヨネーズを使うのは厳禁です。
ポテサラとかもね。
ほか、おかずにおいては前日のつくりおきは
ご飯同様にやめ、面倒でも朝に調理したものにしましょう。
また、水分の多いものも梅雨時はおすすめできません。
いずれにしても味付けは濃いめにしておきましょう。
肉や魚を使う場合はしっかり火を通しておきます。
また、おかずではありませんが
おにぎりを握るときはらっぷを使いましょうね。
手からも雑菌はうつりますからね。
梅雨に弁当を前日につくるのは?
毎日忙しくて前日にお弁当を作っておく、
というかたもいると思います。
冬場はまだ良いですが、梅雨時から夏にかけては
やめましょう。
ごはんもおかずも出来たときから時間が経つにつれて
鮮度が落ちていきます。
特に梅雨時になってくると冷蔵庫に入れていてもお
雑菌は繁殖していきます。
前日につくったものを朝に再加熱しても
どうしてもムラになりますし、そのムラがどこか
分からないですしね。
また、加熱しても生き残る菌はいるので
やはり万全ではありません。
前日につくるのはこのような理由から
あまりおすすめしません。
梅雨の弁当に保冷剤は?
お弁当をつくってもすぐに食べるわけではありません。
どうしてもお昼まで時間があるので
じめじめの暑い日は保冷剤や保冷パックを使用
するのも1つの方法としてはありです。
しかし、極端に言いますと、
冷凍の状態でも食中毒菌は死滅しません。
それでも保冷剤を入れるのと入れないのとでは
雑菌の繁殖は大きく変わってきます。
お弁当の中の隙間に冷やした小さいカップゼリーを
入れておくのも1つの方法です。
(メンコちゃんゼリーとかありますよね)
保冷剤とは別ですが、お弁当を入れる前に
お酢でお弁当箱を拭いてから
お弁当を詰めるのもおすすめです。
酢は殺菌効果がありますから。
また、お弁当を入れる時も
温かいものと冷たいものを一緒にいれないこと、
これは一番腐りやすいので注意が必要です。
最近では自然解凍の冷凍食品もありますので
そのようなものを使う方法もあります。
まとめ
梅雨時は食中毒に敏感になりましょう。
いう間でもありませんが、調理はしっかり加熱する
作りおきはしない、このようなことを
徹底するだけでも食中毒は防げます。
また、お弁当をつくるのに使う
まないた、包丁なども殺菌することを
お忘れなく。