
毎年花粉が飛ぶ季節になると憂鬱になるかたも多いと思います。
今まではまったく花粉症と縁が無かった人も突然かかってしまったり。
因みに、花粉症は日本独特です。
外国で花粉症が、、っていうニュースをあまり聞きませんよね。
この花粉症、今では様々な対策グッズが販売されています。
薬も様々でていますが、眠気をもよおしてしまうので
職種によっては薬に頼ることが出来ないかたもいることでしょう。
グッズや薬に頼ってたいして効き目がないくらいなら
一層のことレーザー治療をしてしまおう、
と考える方もいると思います。
そこで、ここでは花粉対策のレーザー治療について
解説していこうと思います。
花粉症のレーザー治療をする時期はいつがいい?
花粉症のレーザー治療には、タイミングがあります。
花粉飛来まっただ中で、鼻水ぐちゅぐちゅ状態になってからでは
遅いのです。これは気持ち的に遅いよ~、ではなくて
治療するにあたり遅い、ということです。
タイミングとしては年を挟んで 前年11月下旬~翌年2月上旬くらい
までですね。
もちろん、花粉の飛散予報を見てからにしましょう。
日本気象協会などが発表していますが、
年明けにならないと具体的には出てきませんね。
ただ、例年と比較して花粉が飛散する時期が大きくずれることは無いにしても、
飛散量はチェックしておきましょう。
とても耐えられる状況ではないくらいの飛散量である場合はレーザー治療を行い、
少ないようであれば翌年にしても良いでしょう。
なぜなら、 レーザー治療の効果は永遠ではない からです。
治療方法としては、「レーザー」で鼻の粘膜を焼きます。
レーザーで焼くことによって花粉の抗原に反応しやすかった粘膜を
反応しにくくします。
しかし、「焼く」ということは人間の体はもとの通りに再生しようとします。
その結果、もとの粘膜の状態に戻ったら花粉が再発する、
という仕組みです。
この再生期間は人によって異なってきますので、一律にどれくらいの期間有効
とは言えませんが早いかただと数カ月で、長くても1年くらいといったところです。
よって、なるべく花粉飛散ぎりぎりに治療を行うのが良い、ということと
場合によっては毎年、または2、3年に1度行う必要がある、ということです。
ちなみに、花粉症まっただなかの治療がよろしくない理由は
「焼く」にあたって、鼻水などで粘膜が水分を多く含んでいるとしっかりと
焼けないからです。
また、 お医者さんの技術によって差 がでますので
評判を調べてから行きましょう。
花粉症のレーザー治療の値段は?
花粉症のレーザー治療は 保険が適応 されます。
一例ですが、所信で2,000円~5,000円程度で
レーザー治療は9,000円前後 です。治療時間は15分~30分程度。
この金額を高いと思うかどうかは症状のつらさ次第でしょう。
マスク、鼻水、ティッシュペーパーからの鼻下の皮膚の痛み、
寝苦しさなどから解放され、仕事や生活がスムーズにいくなら
安いものだと思います。
花粉症のレーザー治療の効果は?
レーザー治療後はしばらく違和感があるはずです。
治療した粘膜のところにかさぶたが出来ますが、1~2週間程度で
改善していきます。場合によっては鼻炎症状が悪くなったかのように
感じられますが1か月もすれば著しく改善します。
実際に治療を受けたかたの感想は・・・
「レーザーで焼いて、花粉症症状がほぼなくなった。
鼻の奥の気持ち悪さや鼻水も一晩ねたら解消。マスクいらないくらい。
目はかゆいけど」
「昨日に比べ鼻水もくしゃみも減ったし楽だとは思うが、ずっと頭痛が続いている。これも副作用かいな。」
「レーザーで焼いたから鼻炎も花粉症も中耳炎も治ってたし風邪もひきにくくなってたな」
まとめ
毎年花粉症に激しく悩まされるならレーザー治療をしてしまったほうが
早いかもしれませんね。
鼻の粘膜を焼く、というと怖い感じもしますが
今は多くの耳鼻科で実施しているものなので、
病院をきちんと選定すれば問題ないでしょう。