高齢者の熱中症や暑さ対策はどうする?熱中症の原因は?

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高齢者の熱中症を防ぐには?

 

年々高齢者のかたが熱中症になって運ばれるニュースが

多くなっている気がします。

20年、30年前は最高気温が30度~35度くらいだった気がしますが

今や35度~40度くらいに変わっていますよね。

そうなれば赤ちゃんもそうですがご高齢のかたも熱中症になりやすい

環境とも言えます。

最悪の事態を避けるためにも熱中症対策、暑さ対策は

高齢者にとっても優先順位高く必要になってきます。

実は年をとるとのどの渇きの感覚をだんだんと失ってしまうこともあります。

そうすると、体は水分を欲していてもそれに気づくことが出来なかったりします。

だからこそこまめな補給が必要になります。

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また、元も子もありませんが暑い場所はなるべく避けましょう。

散歩が日課になっているなら日差しの強くなる前の早朝に散歩して

日中はなるべく自宅でエアコンなどで温度調整をしながら過ごしましょう。

どうしても日中に外出しなければならない時は少し多めに水分補給して、

帽子をかぶって出かけましょう。

 

また、室内の温度と湿度もこまめにチェックしましょう。

冷しすぎると汗をかくことが出来なくなってからだに熱がたまってしまいます。

そして、何より十分な睡眠はとりましょう。

 

高齢者の暑さ対策はどうする?

1つはやはり水分の摂取量が少ないというのがあります。

先ほども書きましたように、水分補給する感覚が鈍ってしまう、

というのもありますが頻尿や尿漏れを気にして水分摂取を控えるお年寄りもいます。

これが結構リスクが高いことなので、夜中にトイレに行くのは当たり前

という感覚で水分補給は怠らずにしましょう。

 

もう1つは体温調整能力の低下です。

一般的に汗をかくことで体温を調整する(体温を下げる)作用がありますが

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年をとることで汗が出にくくもなります。

このようにからだにとっての水分調整がうまくいかないと

熱中症の原因になりやすくあります。

 

政府は平成25年から7月を「熱中症予防強化月間」していますので、

特に気温が一気に高くなる7月から8月にかけてはより注意をしましょう。

また、高齢者の方の多くは冒頭にお話ししたように

まだ最高気温が今と比べて低かった時代にエアコンなどは使わずに

扇風機やうちわだけで夏を過ごしたかたも多くいます。

そのような過ごし方をしたので平均気温が高くなった今でも

 

「エアコンなくても大丈夫」

 

と思ってしまいそのまま熱中症になるケースが見られます。

気候が変わっているということを認識してもらう必要もあります。

 

高齢者の熱中症の原因は?

暑くなると食欲も落ちます。

その為には食欲を促進する食べ物を摂取しましょう。

梅、しょうが、酢などはクエン酸やブドウ糖が多く含まれていて

食欲を促進します。

 

次にその食べた食材を吸収する胃腸の調子を整える必要があります。

その為にはキャベやレモンなどがおすすめです。

そして何よりも疲労回復に役立つ栄養分として

ビタミン、クエン酸がふくまれる山芋、リンゴなどがおすすめです

 

まとめ

高齢者が熱中症にかかる原因をまとめると

 

・「暑い」と感じにくくなる。
・ 体温調節が鈍る。
・ 発汗量が減少する。
・ 体内の水分量が減少する。
・ のどの渇きを感じにくくなる

 

以上が主な原因となります。

年々暑くなるので高齢者がご家族にいる場合は注意してみてあげましょうね。

 

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