
土用の丑の日と言うと「うなぎ」ですよね。
「うなぎを食べて元気に!」
というイメージもあり夏バテしそうな夏に食べるということから
土用の丑の日というのも夏だけ、と思いがちですが
厳密には春、夏、秋、冬と年に4回ありますが
主役となっているのは夏ですね。
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土用の丑の日はなぜうなぎを食べるの?
夏の土用の時期は暑さが厳しい時期です。
特に最近は夏に気温が高くなり、夏バテを通り過ぎて
熱中症にまでなるかたも増えてきました。
この暑い夏、ばてないように昔から
「精を付けるもの」
を食べる習慣がありました。
そして「丑の日」だけに「う」のつくものを食べるということで
精がついて「う」の付くもの=ウナギとなり昔から食されています。
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土用の丑の日はいつのこと?
2015年の土用の丑のは7月24日です。
土用とは立春、立夏、立秋、立冬の前のおよそ18日間をさします。
この理由はどうやら古代中国の陰陽五行説からきていて、
「万物は木・火・土・金・水の五元素からできている」
とされ、それを季節にあてはめ、
木=春、火=夏、金=秋、水=冬
となり、土を四季の変わり目と位置付けて
「土用」としたことに由来します。
年に4回土用があるわけですが、
現在は夏の土用をさすことが多く なりました。
土用の丑の日とは何をする日?
丑の日の「丑」とは十二支の 「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」 の丑です。
各土用の中で丑の日にあたる日が「土用丑の日」で一般的には
「夏土用の最初の丑の日」
にうなぎを食べる日ということになっています。
2回目の「土用丑」もありますが、
1回で十分なのかあまり話題になりませんよね。
まとめ
今となっては年に1回大きく盛り上がる土用の丑の日。
うなぎも最近高騰していますが、これからの健康と縁起もかねて
豪華にしても良いのではないでしょうか?
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