布団のカビとりはできる?クリーニングでおちる?対策の方法は?

じめじめした梅雨や夏になってくると

気になるのはカビです。

衣類のカビも気になりますが、毎日お付き合いしている

布団のカビはもっと深刻です。

人は寝ている間に大量の汗をかきますが、

この汗がパジャマなどを通じて布団に

しみていきます。

この汗、または皮脂などの汚れがカビの原因とも

なります。

このカビ、布団には黒い斑点状に発生します。

このカビをとることは出来るのか?対策は?

といったところについて解説していきます。

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布団のカビとりはできる?

布団などの布に発生した黒カビというのは

残念ながら除去をすることは出来ません。

塩素系漂白剤などを使用しても色は薄まりますが

もとのような状態にすることは不可能です。

 

この黒いカビは繊維にカビが付着していて、

それが頑固にはがれない、というものではありません。

黒い斑点のところは既にカビ菌によって浸食されて

しまった後なので、どうしようもないのです。

 

よって黒い斑点の部分の生地はとても弱くなっています。

そんなところに塩素系の漂白剤などを使ってしまうと

生地が傷みますし、最悪穴があいてしまいます。

思い切って捨ててしまうのも1つの方法です。

黒カビは浸食した跡でもありますので

そのまま中まで浸食していることでしょう。

健康面を考えても黒カビは発がん性物質の1つと

言われているので、思い切って買い替えて

しまうのも1つの方法と言えます。

 

布団のカビはクリーニングでおちる?

先ほど、カビが生えた布団は捨ててしまうのも1つの方法と

お伝えしましたが、

 

「もったいない。クリーニングはどうか?」

 

と思うかたもいるでしょう。

クリーニングなら黒カビが落ちるか、というと落ちません。

これは先ほど記載した通りです。

ただし、このカビが出来て間もないのであれば

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クリーニングで薄くすることはできます。(お店によって)

加えて、洗ってから高温乾燥してもらうことで

中に浸食してしまったカビ菌を完全に

死滅させることが出来ますので

黒い斑点は薄く残りますが清潔にはなります。

ここまでくると気にするか、しないか、になりますね。

もちろん、クリーニングするにしてもお店は

選びましょう。

布団のクリーニングを得意としているお店も

ありますので最寄りのお店を調べてから行くといいですよ。

 

布団のカビ対策の方法は?

そもそも布団にカビを発生させない為には

普段からどのようにすればいいのか?

先ずは万年床ならそれはやめましょう。

必ず毎日布団をたたみます。

この布団のたたむタイミングも気を付けます。

起きてからすぐに布団をたたむのではなく、

掛け布団を先ずめくります。

そして敷布団のぬくもり(触ると体温と汗で温かいのが分かります)

が取れるまで(湿気をとばします)放置してから

たたみます。

それ以前に畳と布団の組み合わせならば、

通気性を良くするためにスノコを使いましょう。

または乾燥剤もおすすめです。

ほかにも保温シートを使い、さらに温度調整の為に

保温シートと布団の間に毛布を1枚入れておくのも

効果的です。

また、起きたあとの布団も布団干しなどで

かけておくとより湿気も飛び、カビ対策になります。

雨が続くようでしたら

思い切って布団乾燥機を購入するのも良いです。

直接的に乾燥するので

湿気対策、カビ対策になります。

まとめ

布団のカビは嫌ですよね。

衣類とは違って毎日同じものを使うでしょうから

清潔を保ちたいものです。

その為にはきちんと手入れをしておかないと

梅雨時は特にカビが発生しやすいです。

カビは発がん性物質以外にもアレルギーなどの

原因にもなるので気を付けて対策しましょう。

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