ノロウイルスの予防方法とは?食べ物で気を付けることは?予防接種はある?

毎年冬になると聞こえてくるのは「インフルエンザ」。

そして「ノロウイルス」です。

 

ノロウイルスは子供から大人まで広く感染して

激しい嘔吐や下痢、脱水症状などつらい症状になります。

特に免疫力の低い子供や老人は症状が重くなるので

注意が必要です。

いずれにしてもノロウイルスにかかってしまう前の

予防が重要になります。

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ノロウイルスの予防方法とは?

ノロウイルスはO型の人がかかりやすいと言われています。

 

ノロウイルスは先ず手洗いが必須です。

これはノロウイルスに限らず、風邪やインフルエンザの

予防にもなります。

特にこのノロウイルスの細菌は小さいです。

よって、爪の間や皮膚のシワにも入り込んできます。

いつも以上にゴシゴシと洗わないと残ってしまうので注意が

必要です。ただし、石鹸自体にウィルスの殺菌効果が

あるわけではなく、皮脂の脂を取り除くことで

ウイルスをはがれやすくします。

 殺菌するのではなく、「洗い流す」 ということです。

そして、当然ですが爪はこまめに切りましょう。

ノロウイルスは熱に弱いのでお湯で手洗いをするのも良いでしょう。

因みに、インフルエンザ流行で身近になった

 アルコール消毒液は役に立たない ので気をつけましょう。

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また、食器などに関してもきちんと消毒する必要があります。

おすすめなのは弱めの塩素系の消毒液です。

次亜塩素酸ナトリウムはノロウイルス対策に有効な

ものとしてかなり使われています。

 

ノロウイルスの予防に食べ物で気を付けることは?

ノロウイルスにかかる食品で多いのは「二枚貝」です。

特に 生カキ からの発症が多くあります。

牡蠣などの二枚貝を食べる場合は、85℃~90℃で90秒以上

加熱してから食べましょう。

加熱することでノロウイルスに限らず他の様々な細菌の

殺傷にもつながりますからね。

また、二枚貝に限らず野菜や果物などの生鮮食品に

おいてもよく洗うことが必要です。

 

ノロウイルスの予防接種はある?

ありません。

ノロウイルスに対するワクチン開発に取り組んでいる

製薬会社もありますが、まだ研究途中の段階で

市場には出ていません。

手洗い、うがいという基本を怠らずにすることが大切です。

 

まとめ

ノロウイルスについては手洗いなども大切ですが

食品に気を付けなければなりません。

牡蠣なんかはノロではなくても食中毒のリスクを

抱えながら生で食べる人もまだまだ多くいます。

また、食品や手洗いだけではなく体に免疫力をつける為に

睡眠や栄養のある食事も必要です。

トータルバランスでノロウイルスを予防していきましょう。

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