
インフルエンザはいつの間にか毎年流行るようになりました。
「今年のインフルエンザは猛威だ」
毎年同じことを聞くようになりました。
その為、先ずは予防接種に行くかたも多くなってきましたが
予防接種したところでかからない訳ではありません。
また、 マスクやうがいというのも直接的な予防効果はたいしてありません 。
マスクにおいては、空気を吸うときの湿度を高くすることが出来るので
それが予防となっていたりします。
ちなみに 「うがい」は帰宅してから、というのはあまり意味がありません 。
細菌が付着した時点で繁殖していくので、自宅に帰ってうがいをする頃には
すでに大繁殖中という訳ですね。
そうは言ってもやらないよりはやったほうが良いです。
今回はインフルエンザと加湿器パワーについてお話しをしていきます。
インフルエンザに加湿器は効果ある?
インフルエンザは乾燥状態では人の粘膜である喉や口内に侵入しやすくなります。
また、乾燥している為どこかに付着することなく、空気中を浮遊するので
湿度の高い人間の口内に入ってきて喉に付着する、というわけです。
要するに乾燥しているとウィルスが粘膜に付着しやすくなる、ということです。
そこで、加湿器を使うことによって部屋の湿度を高めることが出来れば
空中で浮遊することも出来なくなり、浮遊時間も短くなりますし、
乾燥して傷んだ喉は傷口になっているので、そこに付着すると感染しますが
加湿器で喉の潤いを保っておくことで、仮にウィルスが付着しても
喉の組織に入ることなく排出されて増殖を防ぐことが出来ます。
このようなことから、インフルエンザ対策に加湿器を使うのは有効です。
インフルエンザには加湿器の湿度はどれくらい?
インフルエンザ対策に加湿器の湿度はどれくらいが必要か、というと
明確な基準はありませんが 概ね50%~60%程度 あれば
インフルエンザのウィルスの生存率が著しく低くなると言われています。
しかし、逆に湿度が高くなりすぎると「梅雨」と同じ状態になり
カビやダニの繁殖原因になってしまうので注意が必要です。
インフルエンザには加湿器と換気が必要?
インフルエザウィルスは外出すれば、身につけているものに
付着している可能性はあります。
先ほどお伝えしたように、加湿することでウィルスを弱らせる、または
喉を予防するのですが、定期的に換気もしましょう。
換気をすることでウィルスが外に飛ばされることもあります。
加湿した部屋の水分も換気で失ってしまいますが、
再度水自体も新鮮にして加湿しなおしましょう。
加湿器の水は頻繁に入れかえないと水自体が細菌 概ね50%~60%程度 をもって
しまうので、細菌をばらまくことにもなります。
意外に盲点なので気をつけましょう。
まとめ
インフルエンザは風邪と違うのでかかるとやっかいですよね。
特に小さなお子さんがいる家庭や、妊婦さん。
100%の予防はありませんが、加湿器があるだけで
だいぶ違うものなので、是非取り入れてみましょうね。